保育園育ちの私が義母から散々に皮肉を言われた経験
結婚中は、声を大にして言ってませんでしたが、実は義母から皮肉を言われていてすごーく嫌だった経験があります。私は生まれて数ヶ月で母が仕事に復帰したので、0才の頃から保育園に預けられていました。小学校にあがると、低学年のうちは学童保育に預けられました。
(3歳?11歳までは母方の祖母が同居していたので、学童保育が終わって家に帰ると祖母がいたので、完全な鍵っ子というわけではありませんでしたが)
義母には「赤ちゃんの頃から保育園に預けられて、かわいそうね。」とか「小学校の時に家に帰ってお母さんがいないなんて、信じられないわね」とか皮肉を言われました。これが、本当に嫌でした。
たしかに、私はさみしかったこともあります。でも、本人は最初からお母さんは働いていて、夜にならないと帰ってこないと思っているから、自分をかわいそうと思ったことはないんです。
母が働いていることでさみしいと思ったことはあっても、けっして自分をかわいそうとは思ってない。子供の頃もそうだし、今も、母が働いていたことは私にとっていい影響を与えてくれていると思います。それを義母は真っ向から否定し、皮肉として嫁にぶつけてきたのです……。
保育園に行っていたことも、非常によいことだったと思っています。保育園では両親では教えられない、いろいろなことを教えてもらうことができました。よく、3歳までは子供の側に、という3歳神話のようなものがささやかれますが、私は0歳から保育園でしたが、ちゃんと育ってます。子育てに正解なんてありません。
大切なのは、どんな状況でも親が子供を愛していて、子供がそのことを全身で感じられることなんじゃないかと思います。
私は、母が働いていて日中は他人の中で生活することが多かったと思います。父も平日は深夜にならなければ帰ってこなくて、土日しか会えませんでした。でも、二人は私に無関心ではなく、すごく愛してくれました。
物理的に側にいることにこだわっても、精神的な安定を子供に与えられなければしょうがありません。物理的に側にいることは、外から見ればわかりやすい、いいお母さんだと思います。でも、子育てって周りからの評価を気にしてやるものではないと思います。
私は、お母さんが側にいるのがいいのか、働いているのがいいのかはわかりません。わかっているのは、私の母は働いていて、私は普通に育ったということです。
あのときの義母からの皮肉に対して、私は真っ向から言い返すのも離婚した今だからかもしれません。
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