離婚後に自分の戸籍を見て感じたこと
今日、離婚して初めて自分の戸籍を見ました。すると、今さらなんですがあることに気づきました。離婚すると戸籍に×が付く。だから、離婚した人のことを「ばついち」というんですよね。
もちろん、ついてました。私の戸籍にも×が……。
「おお、これが、あの有名なバツイチか…」という感想です。
もうひとつ、初めて知ったのは、戸籍に調停離婚であったことが記載されていることです。私の方に記載されているということは、相手の戸籍にも記載されているということですよね。
もっとも、これも転籍や除籍を利用して本籍の異動によって見かけ上は離婚歴を消去できる手法があるようですが、それにしても喧嘩両成敗というか、なんだか……満足です。
これで離婚してからの気持ちが整理できそうだというわけにもいきませんが、離婚すれば互いの人生の履歴に傷が残る。だから満足というか納得というか、せめてやりきれない気持ちから解放させてくれるような、法は何人にも平等だなあとあらためて思いました。
私の場合、性格の不一致というあいまいな理由での離婚ではなく、調停までもめた離婚だったということを、相手の過去に残せたことは、私の中では大きいのです。
だって、やりたい放題にやられて、闇に抹殺されるのはたまりませんから。
夫は、「リセットして、人生をやり直したい」と言ってましたが、人生をやり直すことはいつでもできますが、慰謝料を払ったって、リセットすることはできない。過去は消せない。なかったことにはならない。
事実は事実、離婚したという事実は永遠に消えることのない事実なんですね。
とはいえ、元旦那の戸籍に調停離婚と記載されていることは、夫の人生に私が存在していた証です。
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