結婚しない男性への偏見
近年、結婚できない? 結婚しない? 男女が増えていると聞きますし、事実、そうなんでしょう。もちろん、結婚適齢期の男女だけに未婚率の要因があるわけでもなし…時代というか、経済背景も関係しているのはもっともな話です。
先行き不透明な今の時代、結婚そのものへのリスクを感じてしまう若い人たちがいても仕方が無いとも思います。親の介護体制と子育ての難しさに板挟みされて、賃金も右肩下がりとくれば、いまどき人生設計なんてかんがえること自体がナンセンス?
一方で、未婚率の上昇にフォーカスした産業とも言えそうな、婚活サービス会社の台頭は、まさに時代の象徴じゃないかって感じています。
恋愛するのに、結婚するのに、多額の費用を投資する人たちがいる時代。そして、結婚したあとで今度は赤ちゃんが生まれないから、妊活に投資しなければならない人さえも少なくない時代……
なんていうか…生きづらい時代ですね。でも、だからってそれなりの年齢を過ぎても結婚しようとしない男性に、いくばくかの偏見を持ってしまっている自分です。
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私は恋愛経験人数が少ないのですが、みんな「結婚」を嫌がる男の人ばかりだったので、男は「結婚」を嫌がるものだと思ってました。その時点で男への偏見ですね…
加えて、本当は結婚するのが嫌だった人(そんなに嫌だったなら、結婚する前に言って欲しかったよ)と結婚してしまい、痛い目にあっているので、もう結婚したがらない男に振り回されるのはこりごり。
離婚したとき、一生結婚できなくても今より幸せなんだと思ったわけだし、この先、独身で生きていく場合の未来も考えているけど…。でも、縁があればやっぱり再婚したいわけで、男の結婚願望というものには、普通の独身女性とおなじように敏感です。
だから、会社の男の人が「早く子供欲しいから結婚します」とか、「やっぱり男の責任じゃないですか」とか発言して結婚していくのをみると、そういう人もいるんだなと。そして、みんな男らしくてえらいじゃないのと、思うわけです。
ここからは、非常に自分勝手な意見なんですけど、最近、30才を過ぎた男性(男性限定!)が「結婚している」と聞くと、なんだかホッとします。
「あーこの人まともな人なんだな」とそれだけで思ってしまう私がいる。 もしも、40過ぎても結婚していない男性なんて、どこか男的に欠陥でもあるのでは? とか、偏見がぬぐいきれないのです。
30過ぎて彼女がいても、結婚しようとしないって、余計な責任はもちたくない、わずらわしいことに巻き込まれたくないっていう考えがあったのことだろうし、たいていの人は、そうは思っても、大人としてある程度は我慢しているのに、それができない人って感じてしまう偏見です。
私の中では「30才すぎて結婚しようとしない男はわがまま男」という定義ができてしまっているのかも。(前の夫のことなんだけど、何時の間にかそれが一般化されてしまっている…)
こういう偏見はよくないなーと思いつつ…。
30過ぎても結婚願望のない男性への偏見が消えそうにありません。
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